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“情報のゴミ溜め”ネットはメディアを衰退させ…ネットがメディアの中心になったらとんでもない社会に
“情報のゴミ溜め”ネットはメディアを衰退させ…ネットがメディアの中心になったらとんでもない社会に

ネットの無料モデルに“マスメディア”の未来はない
http://diamond.jp/series/kishi/10029/

“情報のゴミ溜め”インターネット(以下「ネット」と略します)は、マスメディアとジャーナリズムを
どんどん衰退させています。しかし、かんぽの宿に関するネット世論から明らかなように、
ネットがメディアの中心になったらとんでもない社会になります。かつ、マスメディアは成長産業である
クリエイティブ産業の中核です。マスメディアは経済・社会に不可欠な存在なのです。
従って、マスメディアをいかに再生させるかが重要となります。そう言うとすぐに“通信と放送の融合”
を持ち出す輩が多いのですが、それ程いい加減な議論はありません。マスメディアにとってネットはまだ儲からないからです。
しかし、再生の過程でネットを避けて通ることは出来ません。
そこで、今回は、マスメディアがネットとどう向き合い、どう取り込んで行くべきかを考えたいと思います。

ネットがマスメディアを殺す本質的な理由

最初に、なぜネットはマスメディアを衰退させているのでしょうか。よく言われるのは、
ネットが広告費と視聴者をマスメディアから奪っているということですが、それは表層的な事実に過ぎません。
実際、融合の先進国である米国では、マスメディアが積極的にネットに進出し、アナログ時代よりも
マスメディアのコンテンツを見る人の数は増えているのに、ネット上で十分な収益を上げているところは皆無であり、
多くの新聞社は死にそうになっています。
むしろ、ネットがマスメディアを窮地に追い込んでいる本質的な理由は、ネット上でのマスメディアの
ビジネスモデルの主流が(広告収入をあてにした)無料モデルとなっているからではないでしょうか。
ネット上では時間をかけて探せばどんなコンテンツでも無料で入手できます。

かつ、グーグルの出現以降、ネット上では無料ビジネスが主流となりました。
従って、ネット上で無料モデルが幅を利かすのはやむを得ませんが、
一方で世界的にネット広告の単価は下落を続けています。ネット上では広告スペースが無制限に供給されるので当然です。
高い広告単価を維持できているのは、膨大なアクセス数を獲得した一部のポータルサイト位ではないでしょうか。
例えば、米国のネット上で最も読まれている新聞ニューヨーク・タイムズは、ネット上では無料モデルを採用していますが、
その実態を見ると、紙の発行部数が100万部に対してウェブサイトのユニークユーザ数は月2000万もあるのに、
ウェブの広告収入では全社員の20%しか養えないそうです。
ついでに言えば、ネットへの広告支出は世界的に右肩上がりで増加してきましたが、経済危機でその流れが変わり、
米国では2008年の第4四半期に減少に転じました。単価が下がって総額も減少しては、広告モデルで儲かるはずはありません。

マスメディアがネット上で目指すべきビジネスモデル

一方で、ネット上で安定的に成功しているマスメディアのビジネスモデルを見ると、その多くが広告よりも個人課金を重視しています。
例えばウォールストリート・ジャーナルは、広告も入れていますが、そのアーカイブには毎月定額を
払う会員しかアクセスできません。数年前はこのビジネスモデルに対して賛否両論がありましたが、
経済危機に突入した2008年に会員数は7%も増えています。数年前からこのモデルを維持している先見の明には改めて驚かされます。
もっとすごいのは料理雑誌のCook’s Illustratedです。そのウェブサイト上には一切広告を入れていません。
年額35ドルを払えば料理レシピのアーカイブにアクセスできるようにしているのですが、
その会員数は2008年に30%も増加しています。
他にも同様な例が多く存在するのを見ると、マスメディアはネット上では視聴者にカネを払わせるビジネスモデルを
目指すべきなのかもしれません。広告収入依存の無料モデルは放送が元祖ですが、ネットは広告単価や広告主の
特性など様々な点でマスメディアと異なり、ネット上でドミナントなプラットフォームを確立したネット企業の
独壇場とならざるを得ません。

もちろん、Huluのように広告モデルで成功しつつあるマスメディアのネット展開の事例もあるのですが、
少なくともネットを活用するマスメディアが盲目的に無料モデルに迎合する必要性はないのではないでしょうか。

無料モデルはジャーナリズムもダメにする

そして、広告依存の無料モデルは、ジャーナリズムも衰退させる危険性があることに留意すべきだと思います。
マスメディアのジャーナリズムを最も支えているのは新聞ですが、そこでは身銭を切って購読している
読者の存在というものが、ジャーナリズムというモラルを維持するために重要な役割を果たしていると思います。
紙が廃れてネットが中心となり、そこで無料モデルが展開されたら、一体どうなるでしょうか。
ジャーナリズムが忠誠を尽くす対象が読者から広告主に変わってしまうのです。広告主に媚び出した瞬間、
ジャーナリズムは妥協し、テレビのワイドショーのように話題性や事件性のみが優先されるようになるでしょう。
つまり、無料モデルは経済的にもペイしないのみならず、ジャーナリズムも堕落させるのです。
従って私は、マスメディアがネット上で目指すべきは視聴者にカネを払わせる課金モデルではないか、と思っています。
少なくとも今後2年は深刻な景気後退が続く可能性があり、かつその後は資本主義のパラダイムが変化する
可能性もあることを考えると、尚更それが重要ではないかと思っています。
そう考えると、日本の例で言えば、YouTubeとニコニコ動画のビジネスモデルの違いは非常に勉強になると思います。
YouTubeは米国譲りの無料モデルを実践していますが、ニコニコ動画は広告も入れつつも会員システムを取り入れ、
会員数は着実に増加しています。ニコニコ動画の経営陣の先見性は高く評価されるべきではないでしょうか。
もちろんマスメディアが無料モデルを脱却して課金モデルに移行するためには課題がたくさんあります。
それをどう打ち破ってネット上のビジネスモデルを確立するが重要になりますが、実はその参考として
音楽産業の経験が非常に役に立つのです。次回は、この点について説明したいと思います。

★執筆者プロフ
岸 博幸(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
1986年通商産業省(現経済産業省)入省。1992年コロンビア大学ビジネススクールでMBAを取得後、
通産省に復職。内閣官房IT担当室などを経て竹中平蔵大臣の秘書官に就任。
不良債権処理、郵政民営化、通信・放送改革など構造改革の立案・実行に関わる。
2004年から慶応大学助教授を兼任。2006年、経産省退職。2007年から現職。現在はエイベックス非常勤取締役を兼任。

【2chコメンテーター'Sファイルー2ch当該スレよりー】
・>マスメディアは成長産業
 え?新規参入も存在せず競争原理が一切働かないのに?
 新聞なんか衰退期入ってるだろ

・ゴミはマスゴミだろ
 ネットは自分が好きなゴミを拾ってこれるけど
 マスゴミはゴミ押し付けるだけじゃねぇか

・情報リテラシーを身に付けさせることこそが大事
 偏向で情報量が欠けまくっている日本のマスコミが駄目だから情報を求めてネットに流れる

 嘘を嘘を見抜く能力が新聞やテレビにこそ必要となってるのが日本のマスコミの現状だしね

・なんだかんだでソースは放送局なんだからまともに放送してたらいいんだよ
 ネットなんてソースが無けりゃ机上の空論で終わるのに

 こいつはネットといいつつ2chを意識して文章書いてるから可笑しな事になってるんだよ

・テレビや新聞はふだん綺麗事ばかり言ってるわりに
 自分達に都合の悪いことはすぐ隠蔽して印象操作しまくるからだろ

 さっさと広告税かけられてしまえよ情報ゴロども

・長ったらしい文章だけど要約すれば
「金よこせ」か

・情報を発信する所がマスコミだけじゃなくなったって事だろうが。
 自分で情報を取りに行って、面白い物を自分で探すのがネットだろ。

 いつまでも自分たちが情報発信の中心だと思って胡坐をかいてた結果がこれだよ。

・マスコミは信じられない?マスコミはいらない?
 つかお前らが2ちゃんのニュース系の板で読んでるもののほとんどは
 マスコミの記事なんだぜ?
 マスコミなかったらどうするの?自分で取材するの?
 (´・ω・`)?
by r1go | 2009-03-06 10:19 | マスコミ・メディア


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